08/10/27 開設
多分続かないつれづれ日記
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昨日の宣言通り、今日も漫画についてだらだらと書こうと思います
特に何も考えずに書き始めたのでまとまりの無い話になると思いますが 私と同年代の人間で漫画にまったく触れていない人間と言うのはまずいないと思いますが、私が漫画を能動的に読むようになったのは小学校の低学年くらいだったと思います 初めて自分で買った漫画は「幽々白書」 わかりやすくアニメから入った口ですが、結局アニメは途中で見なくなって殆ど記憶はなく、代わりに漫画は馬鹿になるほど繰り返し読んでいました ただ、やっぱり小学生ですからお小遣いは数百円の世界 年に数回親戚からもらえる図書券を使い、今考えるとものすごく気の長い収集をしてようやく全巻揃えたのを覚えています そんな少年漫画漬けの私がいつから月刊誌に手を出すようになったかと言えば、中学校に上がるか上がらないかと言う時期に古本屋と言うところでの立ち読みを覚えてからでした その頃までは漫画といえばコロコロとジャンプという、まさに定番の少年漫画しか知らなかった私にとって、古本屋で少年漫画の倍以上ある「その他」の漫画は興味深くも近寄り難いものでした では、何が当時の私を突き動かしたか? 中学校に上がろうと言う男児を突き動かすものなんて一つしかありません エロスですよエロス(ぉ 確かはじめに読み始めたのは、あかほりさとる御代原作のセイバーマリオネットJだったかと思います 私は同時期に姉の影響もあって、今ではライトノベルと呼ばれているような小説の走りを読んでいた影響もあったと思いますが はじめはエロスを求めていた私も、だんだんと話しそのものを求めるようになり、一度読み始めたことで抵抗も減ったのでしょう、徐々にそこからエース系の漫画を読むようになりました そして気が付けばエースに限らず、面白い漫画はないかとお年玉を使って月刊誌を買いあさり、端から読みまくると言う漫画馬鹿が生まれていました 今思い返してもあの頃の漫画熱はどうかしてたと思います それでも一度も漫画家になりたいとか思ったことはないのですけど 長いので分割 以下更にだらだらと好き勝手書いてます しかし少年漫画とそれ以外の漫画の違いって何だろう(それ以外っての乱暴なわけ方だとは思うけども) なんで子供の頃には少年漫画以外を読もうと思わなかったのか まぁ、触れる機会が無かったとか、絵が子供の感性に合わないとかもあると思いますが…… 私は一番大きな違いはわかりやすい「答え」の有る無しじゃないかと思います 子供と言うのは当然ながら生きている時間が短いから、何か一つの物事に対する答えを出すための経験値が足りない だからわかりやすいパターンや答えを好むし、それ以外は理解が出来ないから楽しむことが出来ない 生きると言うことは経験を積むことで、経験を積むと言うことはより多くの矛盾を知ると言うことだ 矛盾を知れば人は悩む 悩み続けて人は初めて答えのないものがあることを理解する だから悩むことを知ってようやく、答えのない物語を受け入れられるようになる 答えが一つじゃないことを楽しんだり、無い答えを考えることを楽しむことが出来るようになるんだと思う それでもどんな漫画であれ、面白い漫画ってのは共通するものがある いや、別にこれは漫画に限った話ではないのだけど、どっかに”それ”は有る ”それ”を一言で言うのならそれは「迫力」だ と言っても当然文字そのままの意味ではない 受け取る側の想像を超え、圧倒する何か、それが「迫力」 作者のこだわりと言ってもいいかもしれない 私が最近の漫画の中で特にそれを感じたのが「シンシア ザ ミッション」だ この漫画、格闘バトル系の漫画なのだが、登場キャラの殆どはかわいい女の子だったりする なんていうと今時のよくありそうな漫画に聞こえそうだが、この格闘と言うのが実に容赦がない 別に超能力とか使うわけでもなく、純粋に殴り合い、その上で顔面殴られて骨折れて鼻血でるわ、腕折れて骨飛び出るわ、腹切られて内臓出るわ なんかもう美少女とかどうでもいいやと言うようなガチバトル しかしこの漫画の本当の迫力はそこではない 格闘をしているシーンの折々で語られるくどいと思うほどの内面描写と中二病なんじゃないかと思うほどの解説、そこにこそ、この漫画の迫力は存在する もちろんそれは前記したバトルシーンの過剰とも言える描写があっての迫力であることも事実なのだけど 久しくこういう過剰な漫画に遇ってなかったので、初めて読んだときはしびれましたね 確実に読む人は選ぶけれど、良い方にも悪い方にも読み手に強いインパクトを残すのは間違いの無い作品だと思います 読み手が面白と思うかどうかは最終的には結局合う、合わないになってしまうんですけど、それが売れる漫画、売れない漫画になるのではなく、売れない漫画には「売れる要素はあっても売れない漫画」と「ただ売れない漫画」があると思うんですよね その差が私は「迫力」の有る無しだと考えるわけです なんか書いてて自分でもよくわからない感じになってきました あと長すぎます、論点が見えてこねぇ 何も考えないとこういうことになるので注意です と言うわけで、今日はいったんここで締めます 一日置いて読み直してまだ続きが書けそうなら書こう PR |
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1987/06/08
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読書・散歩・歌・ゲームetc...
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